絵と猫とぐだぐだ ~髙木元就

雑記ブログです。趣味で絵を描いています。漫画やイラストなども含めて、幅広く絵の好きな人に読んで貰いたいです。

未払いの残業代請求 No.140

残業代請求への決断 

 未払いの残業代請求の件で、僕は弁護士さんへ依頼するまでにかなり悩んだ。

 

 会社を退職した直後には、この会社の不当な扱いのなかでも、僕は自分がやるべきことをやり切ったつもりでいた。

 だから、残業代請求の考えも僅かに頭へ残しつつも、請求はしない考えでいた。

 残業代請求は、やった方が得なのはわかっている。

 しかし、退職後の人との関わりや社会通念上のことを考えると、漠然と、退職した会社への残業代請求はしない方がよいと思えてしまう。

 それは漠然としたもので、具体的な考えではないのだけど、なぜか『目先のお金よりも信用や信頼の方が大事だ』と思えてしまう。

 その反面、美術大学の時と同じく『やらなかったことを後悔するだろう』『今を逃したら、機会はなくなる』という思いにも刈られる。

 頭のなかでは『残業代請求をした方がよい』という理屈は僅かものであるのに、その主張は強いものであった。

 

 退職してから数か月後、その退職した会社の嫌な影響は、未だに続いていることに気付く。

 在職中の異常な拘束時間によって、友人・知人関係との関係は殆ど失い、この地域では孤独となっていた。

 在職中、余命宣告を受けていた親戚の見舞いや葬式にも行けなかったことや、仲良くしてくれていた女性が精神薬に依存していったこと。

 あれだけ過酷な拘束時間を過ごしながら、残業代がつかなかった上に自腹までもを強要されていたことで、経済的に豊かになることさえなかったこと。

 等々。

 考えると、腹立たしいことばかりだった。

 だからこそ職場から離れて、忘れようと努めてはいた。

 しかし、そうもいかない。

 まず、数代前のカラオケ店の店長だったSeから、しつこくつけ回される。

 名目は交友ということだけど、違法な商売の協力や、ヤクザの世界へ引き込もうと意図したものだ。

 その事で、本来の転職準備を邪魔されていき、騙されて不本意な会社へ一時的に就職させられる。

 その他、僕が退職してからのカラオケ店では、再び売上の落ち込みを加速させ、その件で、会社から何度も電話がかかってくる。

 僕が在職していた頃は、パチンコ店に在籍している幹部から『飲食店の経営なんかバカでもできる』と遠回しにバカにされ、高木なんかは会社から居なくなった方が、カラオケ店の売上は伸ばせるとまで言われていた。

 そうやって店舗管理の引き継ぎ等も軽く考え、僕からの引き継ぎの求めを適当に誤魔化して、時間だけ経過させて退職させた。

 それで僕が退職した後はうまく行かず、社長の指示で、何度も店舗運営のことで電話をかけてくることとなる。

 店舗管理に関わる防火管理責任者の件でも、僕の退職した以降の手続き更新をしていなくて、消防署による防災点検の立ち会い点検日に、退職した僕を責任者としてカラオケ店に呼び戻す等もしてくる。

 

 こういう細々としたことで、僕は退職した会社へ、未払いの残業代請求をする気持ちを高めていき、実施を決心をする。

 

弁護士さんとの契約

 弁護士さんと会話をして、契約にもサインをした。

 僕は退職してからも何ヵ月も経過してから決断をしたもので、証拠といえるものは何も持っていなかった。

 弁護士さんからも、証拠はないか、在職中のメモや日記等はないか、と聞かれていた。

 残念なことに、証拠になりそうなものは、退職時に殆ど処分してしまった。

 自腹を切った時のレシートなども、処分しなければ、残業代に合わせて請求も出来たであろう。

 本当に、証拠などは全くない状態から始まった。

 それでも弁護士さんは、依頼を受理して手続きを始めていった。

 

 唯一、アメーバブログというアプリで、職場のこともブログに書き綴ってはいた。

 その書き綴ったブログを、主張の根拠や証拠として使うというのは、良心的に気が引けてしまい、ブログの存在も黙って隠してしまった。

 そう思える程、僕は幹部達への批判を書いていた。

 因みに、そのアメーバブログでのブログを、現在はこのはてなブログに移行させ、ここではその続きを書いている。

 ブログの移行の過程では、細かな話の多くは、省いたかたちで修正してまとめている。

 移行の基になっているブログは、現在は非公開として保存してある。

 

残業代請求

 僕と弁護士さんとで契約を取り交わした後。

 弁護士さんは僕の退職した会社へ、タイムカードの記録を開示する様に求めた。

 そこで開示されたタイムカードの情報を基に、未払いの残業代請求や夜間割り増し等を計算し、会社へ未払いの残業代請求を行った。

 

 残業代の時効は、働いた月から2年後迄となり、2年を過ぎた月から時効は消滅していく。

(2020年3月27日からは、時効は3年となった。)

 しかし、残業代請求を行った場合は、請求を行ってから6ヶ月間は、時効は停止する。

 その6ヶ月で、残業代請求の話に折り合いがつかない場合には、訴訟や労働審判へ移行させる流れとなる。

 訴訟や労働審判を始めた場合は、その訴訟や労働審判の結末を迎える迄、時効は停止して進むことはない。

 

 こちらから残業代請求を行い、6ヶ月という期間ギリギリの処で、ようやく会社から返事が来る。

 内容としては『未払いの残業代を支払う意思はない』というもので、ここから訴訟の手続きへと移行していった。

 その会社からの返答書類については、次回に、もう少し細かく書いていくつもりでいる。