絵と猫とぐだぐだ

雑記ブログです。趣味で絵を描いています。漫画やイラストなども含めて、幅広く絵の好きな人に読んで貰いたいです。

昔の思い出

日本画制作の為の裸婦デッサン8 No.64

翌日の動向 モデルさんの件で、トラブルのあった日の翌日。 午前中の授業では、特に何もなかった。 僕に気付かれないように、ヒソヒソと話しているのはあるが、そういうものまでもをどうこう言うつもりはない。 この何もないとこと自体は当たりことなのだが…

日本画制作の為の裸婦デッサン7 No.63

教員達からの質問 その日の裸婦の写生の時間が終わった後、K先生(男子)から「研究室に来なさい」と言われて研究室に行く。 因みに、その日はたまたまS先生は学校に居なく、S先生以外の先生全員が研究室で僕を待っていた。 K先生(男子)は「それで、何があった…

日本画制作の為の裸婦デッサン6 No. 62

焦燥 いつまでも繰り返すToの騒ぎに、僕は焦りと苛立ちを覚える。 その焦りの一番の要素は、早くモデルさんに謝りたいという気持ちで、ポーズの時間が来たり、細々とした事柄等で、謝るタイミングを逃してしまうということ。 少し前まで、Toと一緒に僕やモデ…

日本画制作の為の裸婦デッサン5 No.61

生徒の絵の傾向 着色写生を進めていても、やはり僕の作品だけは感じが違う。 美術大学の同級生のなかには、S(男子)の様に、多浪して入学してきた者も何人かはいた。 でも、多浪しているから力があるかというと、そうでもなくて。 特に2~3浪もしていると、本…

日本画制作の為の裸婦デッサン4 No.60

デッサンから着色写生へ 1年次から、特にS先生とA先生(女子)から、デッサンも日本画制作も、まわりの生徒の制作をお手本として見て、それと同じ絵を描けと言われてきた。 だが、僕には同級生の絵を、そんな風には見れない。 漫画や浮世絵の様に輪郭線を探っ…

日本画制作の為の裸婦デッサン3 No.59

I先生との会話 裸婦のデッサン。 モデルさんのポーズが終わった後、僕はI先生とデッサンの話をしようと、研究室へ行く。 その時には、I先生から怒鳴られた時のデッサンも持って行った。 研究室に行くと、そこには目的のI先生は一人でいた。 僕はそのI先…

日本画制作の為の裸婦デッサン2 No.58

この時に行われたデッサンや着色写生は、後に始まる『裸婦の日本画制作』の為のもの。 実際に日本画制作を行う時には、この時のデッサンや着色写生を見て描くことになる。 その前提でやりなさい、というものであった。 今回は、これ迄に書き綴ってきたことを…

日本画制作の為の裸婦デッサン1 No.57

大学2年次では、裸婦の写生関係の課題は多かった。 そういうことと、1年次から違和感を感じ続けていた部分もあり、これまでに書いてきた内容と重複してしまい部分も多く出来てしまうと思う。 モデルさんへの配慮 裸婦というのは裸の女性である。 女性で裸…

繋がる話2~岡倉天心・渡辺包夫 No.56

ここでの話は、アメーバブログで書き綴っていた頃に、書くのを遠慮してしまった部分になる。 アメーバブログを書き綴っていた当時は、大学時代の同級生をネット上で見付け、少しだけ会話をしていた。 そういう兼ね合いで、僕のブログはその同級生に見られて…

繋がる話1~竹内栖鳳 No.55

今回の話は、前回に投稿したテレビ番組の話に繋がる話である。 偶然なのか、必然なのか、当時の僕は竹内栖鳳に興味を持っていて、番組内で解説の中心となるパリ万博には、その竹内栖鳳も絵を出品し、出席までしている。 竹内栖鳳の件だけではないのだけど、…

日本画の定義は、素材論なのか精神論なのか No.54

記憶に残ったテレビ番組で、「ETV特集 世界の中の日本画」というものがあった。 このテレビ番組をみた時期は、大学一年生の半ばだったような~二年生のはじめだったような…そんな感じの曖昧な記憶である。 今回の話の中心は、このテレビ番組になる。 学ぼう…

盗難とその後4 No.53

補足的な話を、ここで2件書いておく。 いま書いている話は、動物画の後から継続して起こっている話なのだけど、書き綴る流れとしては、もう少し後に書いた方が良かったな?と考えてしまう処もある。 少し訂正しようかとも迷ったけれど、このまま書き進める…

盗難とその後3 No.52

時系列で考えると、母との喧嘩の話はここで止めることになる。 でも、時系列に沿って、母との喧嘩の話を小出しにするのも面倒なので、2~3年次でやっていた喧嘩の話は、ここでまとめて書いておくことにする。 一応、この母との喧嘩は4年次には収まってはい…

盗難とその後2 No.51

提出期限 S先生が僕に言ってきたことで、 『どんな事情があろうと、提出期限を1日でも過ぎれば、その課題は受け取らない。』 という話があった。 僕はこの言葉をその通りに受けとめていた。 しかし、後から同級生達をどう見ても、提出期限を過ぎながら、制…

盗難とその後1 No.50

動物画の後の課題は、自由課題、植物画、自由課題、そんな風に続いたと思う。 もう昔の話であることと、課題への制作に集中できなかったことで、記憶も曖昧なことが多い。 だから、順番等は間違っている可能性もある。 アメーバブログで書いていた時は、断片…

動物画制作2 No.49

この時の動物画の課題である猿の絵についても、僕は日本画の影という問題を、教員達とのやり取りから学びたい気持ちを持っていた。 ただ、そこには複雑な気持ちも絡んでいる。 当時の僕には、S先生やI先生やA先生(女子)の行う僕への指導や接し方に対して、…

動物画制作1 No.48

裸婦のデッサンの課題の後、動物画の日本画制作の課題が始まる。 花鳥画を学びたかった気持ち この課題に限った話ではないのだけれど、大学の課題制作の段取りとして、最初に小下図相談というのを毎回行わなければならない。 この動物画の課題では、その小下…

自分の為のデッサン2 No.47

木炭デッサン 僕個人の意識では、木炭の扱いが上手くいかずに困っていた。 木炭紙(木炭デッサン用の画用紙) へ思うように木炭を乗せられず、出したい濃度の黒が出せないでいる。 浪人時代、一緒に頑張っていた洋画や彫刻の生徒達の木炭デッサンは、もっと濃…

自分の為のデッサン1 No.46

今回の話は、裸婦デッサンの話になる。 そして、前回に書いた新入生歓迎会での出来事は、この裸婦デッサンの授業の時期に起きたことだ。 自分の為に 授業のなかで、1週間裸婦のデッサンを行う。 この時には、珍しく授業開始前にSから説明が入った。 『この…

新入生歓迎会2 No.45

彫刻科の江崎さんと日本画の先輩であるDに質問責めされた後、その時の授業の兼ね合いから、日本画校舎のアトリエへ向かう。 それから、廊下でS先生に声をかけられる。「高木、お前は友達居ないのか?」 突然そう聞かれると、僕は一度、この件の話を隠し誤魔…

新入生歓迎会1 No.44

新入生歓迎会 新入生の歓迎会は、毎年の恒例であった。 出席するしないに関わらず、2年生以上はみんな会費を払わなくてはならない、という流れで毎年やっていた。 僕は会費は払っても出席する気は持てないでいた。 これ迄に書き綴ってきた様に、僕は入学し…

大学一年生の学年末 No.43

K先生(女子)の退職 一年生の学年末の時に、K先生(女子)は大学を退職した。 細かな事情通などは全くわからないが、退職時に花を渡したいからと、大学の先輩からお金の徴収を求められ初めて知った。 僕はK先生(女子)が退職するということに、悲しいとか寂しい…

1年生の後半。没骨法と鉤勒法と朦朧体 No.42

1年生の後半は、提出物に苦しんでいた。 僕は課題を1枚ずつ丁寧にやろうとして、時間をかけすぎてしまう。 同じ絵であっても、デッサン力の応用を中心とした様な、ある程度のやりなれた制作と割りきれば、時間の短縮は出来る。 しかし、僕はそういうやり方…

大学一年時の裸婦デッサン No.41

課題で「裸婦デッサン」が始まった。 僕に関しては、裸婦の着色写生やデッサンは、浪人時代に何度か行っていた。 しかし、同級生のなかには、この時が初めてだと語る生徒もいた。 裸婦のデッサンでは、人の体のかたちを捉える為に、実際に絵の為のモデルを使…

電話 No.40

僕は美術大学に入学してきたけれど、大学での人間関係や絵の勉強も、これまで書き綴ってきた様に、メチャクチャな状態にあった。 でも、このことを具体的に母へ話し始めたのは、半年以上は経過してからだろうか…取り合えず、それなりに月日が経過してからだ…

本から絵を学ぶ2・竹内栖鳳の本 No.39

画学生の頃は、日本画に関係する本を毎日読むようにしていたけれど。 何も解らないという状態だったこともあり、日本画の幅広い世界のなかで、僕は小さな点ばかりを見て、実りの少ないことをしている様な気もしていた。 日本画を学んでいく上で、どんな本を…

本から絵を学ぶ1・大学で学ぶ姿勢 No.38

画学生時代には、いつも絵に関係する本を読む様に心掛けていた。 僕はもともと、ゆっくりと読書をするタイプの人間ではなかった。 それでも、美術大学では必死になって絵を学ぼうと決心していて、その決心の具体的な行動のひとつとして、毎日必ず本を読む習…

ガラスと布を組み合わせた静物画3 No.37

講評会 この静物画は制作途中のまま、講評会に持っていく。 なぜ制作途中になったのかというと、右上の照明器具が上手くいかなかった。 何度も修正したり、塗りつぶして描き直しても、形に違和感を感じてしまう。 それを何度繰り返しても、照明部分に違和感…

ガラスと布を組み合わせた静物画2 No.36

本来の制作期間から、随分と遅くに始めた「静物画」の本制作。 それでも遅れた分を巻き返そうと、毎日頑張っていた。 制作と不安 絵は、長い時間をかければ良いものになるという訳ではないけれど、細かな作業や丁寧な作業を心がければ、良いものを描くために…

ガラスと布を組み合わせた静物画1 No.35

今回の話は、夏休み明けの課題になる。 課題の内容としては、複数のガラスや布等、それと任意のモチーフを組み合わせて、水彩絵具を使って描く様に指示されていた。 そして、僕はこの「静物画」に照明器具と石膏像を組み合わせて描くことにした。 日本画制作…